2014年08月28日
過失割合
AとBは互いに車を運転中、Bが強引な車線変更をしようとしたことから接触事故が起きました。
しかし相手方保険会社の担当者はAの前方不注意の過失が大きいとしてA:B=7:3の過失を主張してきました。
AとしてはBのほうが悪いと考えているので当然納得ができません。
過失割合においては、多くの実務家は判例タイムズという書籍の過失割合の事例を参考にしています。
Aのケースを判例タイムズの事案に当てはめたところ、Bのほうの過失割合が大きく、その旨を保険会社に主張したところ過失割合の変更にあっさり応じてくれました。
保険会社の担当者は事故に慣れていますので、単にAが不満を述べても聞いてくれない場合が多いです。
自分の主張を言うときは根拠に基づいて述べることが必要です。